希土類磁石の基礎 / 特性評価試験

  • 希土類磁石の基礎
  • 希土類とは
  • 着磁方法と着磁特性
  • マグネット用語集

特性評価試験

1. 磁気特性試験

信越化学では磁石の使用形状、使用温度等に合わせ、様々な磁気特性評価試験を実施しています。


測定装置 BHトレーサ VSM パルス測定機
試料サイズ 数mm角~数cm角 ~数mm角 数mm角~数cm角
最大磁場 約2.4MA/m
(約30kOe)
約1.2MA/m
(約15kOe)
約8MA/m
(約100kOe)
測定可能温度 室温 -150℃~400℃ 室温

また各種フラックスメータによる磁石表面磁束測定も行なっています。

図をクリックすると拡大図が表示されます

VSM

VSM


2. 環境試験

信越化学では磁石使用環境に合わせ以下のような様々な耐久試験を実施し、磁石素材、磁石表面処理、接着剤等の安定性、耐久性を検査しています。

  • 恒温恒湿試験
    高温、高湿の環境下に一定時間さらす試験
  • 熱サイクル試験
    低温⇔高温の熱サイクルを一定回数繰り返す試験
  • 塩水噴霧試験
    塩水を一定時間噴霧する試験
  • プレッシャークッカーテスト(オートクレーブテスト)
    高温、高圧の空間に一定時間さらす試験
  • シールドチューブテスト
    冷媒、油等の入った密閉チューブ中に磁石を入れ、一定時間高温にする試験
  • 耐水素テスト
    一定温度、圧力の水素雰囲気中に、一定時間磁石をさらす試験

3. 各種物性試験

信越化学では、以下のような様々な物性試験も実施しています。

  • 抗折力試験
  • 圧縮強度試験
  • 各種硬度試験
  • 接着力試験

その他にもお客様の要求に応じて、各種特性試験を実施しております。詳細はお問い合わせください。

  • 希土類磁石の基礎へ
  • 希土類とは
  • 着磁方法と着磁特性へ
  • マグネット用語集へ

▲Topへ