希土類磁石の基礎 / マグネット用語集 / ラジアル磁石(Radial Magnet)

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ラジアル磁石(Radial Magnet)
円筒形の異方性磁石で、その磁化容易軸の方向が半径方向となっている磁石。ラジアル異方性の場合、着磁の仕方で磁石の磁極数や着磁パターンが調整でき、多極化やスキュー着磁によるコギングトルクの調整などが行える。またモータロータへの組立ても一般に容易であり、モータ製造コストが削減される。しかし磁石製造上の観点からは、ラジアル磁石は工程が複雑で生産効率や歩留まりが悪く、コストは上昇する。また、モータロータにおいて磁極の変わり目、すなわち磁束を発生させていない部分にも磁石材料が使われているので、セグメント磁石で製作する場合と比べて、使用する磁石重量が多くコストアップ要因となる。
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