希土類磁石の基礎 / マグネット用語集 / 残留磁束密度(Remanence)

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残留磁束密度(Remanence)
材料の磁気特性を表す磁気ヒステリシス曲線において、外部磁場を飽和磁化の状態となる高い値から0に戻した時に残る磁束密度の値をいう。残留磁化(Residual Magnetization)とも言う。この値が高いほど、利用可能な磁束密度が高い。単位はSI単位系でテスラ[T]、CGS単位系ではガウス[G] で、Brの記号で表わされる。等方性材料の場合は、残留磁束密度は飽和磁化の50%から75%程度になるが、希土類焼結磁石材料においては磁化容易軸方向が磁化方向に配向されているので、残留磁化は飽和磁化の95%以上となる。
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