希土類磁石の基礎 / マグネット用語集 / キュリー温度(Curie Temperature)

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キュリー温度(Curie Temperature)
強磁性体またはフェリ磁性体が、温度の上昇によって常磁性状態へ転移する温度。磁性体中に整列した磁気モーメントは、熱振動によって絶えず振動されている。温度の上昇とともにこの熱揺動は強くなり、これに比例して磁気モーメントの整列は乱れて行くことになる。ついにはその秩序性を完全に失わせることになり,この温度が、キュリー温度である。常温で強磁性を示すためには、このキュリー温度が室温より十分に高いことが必要となる。遷移元素のFe、Co、Ni およびこれらの元素と希土類元素との合金において、室温より高いキュリー温度が実現されている。
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